絵の中の装いを見る「クールな男とおしゃれな女」展が、広尾の山種美術館で開催中。
日本画を専門とする広尾の山種美術館で『クールな男とおしゃれな女-絵の中のよそおい』展が7月13日まで開催中です。 本展では江戸期から近現代までに描かれた男女のスタイリッシュな装いを「クールな男」「おしゃれな女」「よそおう男女」と3つに分けて約60点紹介。時代とともに変遷するファッションや美意識、色彩感覚を肌で感じることができます。たとえば、東洲斎写楽や喜多川歌麿が描く浮世絵の男女は、いわば時代のファッションリーダー。日常に纏う着物が再評価される今日において、着こなしのヒントを発見することができそうです。 上村松園の描く清楚な娘や橋本明治の画中の芸妓からは、装いによって表情を変える女性...
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