平等院鳳凰堂の国宝を東京で間近に見られる、最初で最後のチャンスです!
約半世紀ぶりに修理中の平等院鳳凰堂から、国宝『雲中供養菩薩像』14躯や、寺外初公開となる国宝『阿弥陀如来坐像光背飛天』などがサントリー美術館にやってきました。 通常は堂内にあって本尊を取り囲むこうした像は、修理中にしか間近で見られない秘仏的な存在。前回の修理が半世紀前だったことを考えると、この美術展を逃せば東京で見られる機会はないでしょう。『平等院鳳凰堂平成修理完成記念 天上の舞 飛天の美』は、こうした平等院鳳凰堂の国宝を核に、空を飛び、舞い踊る天人「飛天」のモチーフについて掘り下げます。 「飛天」の優美な姿は、浄土世界の表現としてインドから中央アジア、そして日本まで伝わり、広く描...
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