ワインだけではない、美しい都ボルドーの芸術の旅を堪能する。

現在、国立西洋美術館で開催中の『ボルドー展』。 約2万5千年の歴史を誇る、ボルドー。ワインの町とイメージしやすいかもしれませんが、フランスの南西部に位置するこの美しい都ではじつに数々の芸術品が生み出されています。 この展覧会の見どころのひとつとして、一度は火災をくぐり抜けたドラクロワの『ライオン狩り』があります。猛獣狩りという当時も珍しい光景を迫力あるタッチで描いたドラクロアのこの作品は見どころのひとつです。ほかにもルドンの模写、町にゆかりのある数々の画家や作品の絵画や版画、素描、彫刻などを紹介し、なかにはアキテーヌ博物館からきた『角をもつヴィーナス(ローセルのヴィーナス)』...

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