サントリー美術館のリニューアル記念展で愛でる、「ハレ」の場を彩る名品たち。
昨年冬からの設備改修工事を終え、2020年7月にリニューアルオープンしたサントリー美術館。2007年に赤坂から六本木へ移転して以来初の改修で、外観や館内の動線に変化はないものの、エントランスには「水」をイメージしたガラスのカウンターを導入。さらに照明も自然光のような波長を含むLEDに一新されるなど、進化を遂げている。 そのリニューアル記念展の第一弾となるのが、『ART in LIFE, LIFE and BEAUTY』だ。ハレ(非日常)の場にふさわしい着物や装飾品、酒宴の調度品、南蛮趣味の工芸など、古来から暮らしを彩ってきた品々を展示。あわせて現代美術家の山口晃や野口哲哉、それに漆芸...
続きを読む