銀座ミキモトで、ドーム工房によるミニチュアのアール・ヌーヴォー・ガラスを堪能する。

エミール・ガレと並び、アール・ヌーヴォーを代表するガラス作家であるドーム兄弟。彼らの工房が行商のためのサンプルとしてつくったミニチュアを集めた、世界的にもまれな展覧会『アール・ヌーヴォー ~ミニチュアドーム展~「ガラスに描かれた四季の煌き」 ―ザ・コレクション・オブ・レイ・ファルド―』が、2月20日より銀座のミキモトホールで開催されます。 父のガラス工房を継いだドーム兄弟は、伝統的な職人技術を基礎としつつ新しい技法を探求、1900年に開催されたパリ万博のガラス部門でグランプリを獲得しました。高さ約3~6cmの行商用サンプルとはいえ、あらゆる技法を駆使した精巧な作品は、小さいゆえ技術の...

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