越前漆器の産地に誕生! 江戸時代から伝わる技を発信する、漆工房「漆琳堂」はどんなところ?
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店内に並ぶ色とりどりのうつわ。漆器と言えば朱色にえんじ、黒といった渋い色を想像しますが、そんな”和”のイメージを覆すポップな色づかいは、毎日の食卓に取り入れたくなる親しみやすい風合いが特徴的です。
福井県鯖江市に直営店をオープンした「漆琳堂(しつりんどう)」は、江戸時代から続く漆業を営む由緒ある工房です。ショールーム、ショップでは、従来の作品を手に取ることができるだけでなく、ワークショップや工房見学まで楽しめる、直営店だからこそ実現した多方面から漆の文化を堪能できます。店内には、代々受け継がれてきた昔ながらの漆器と、近年新たに誕生した自社ブランド「お椀や うちだ」や「aisomo cosomo」のかわいらしい漆器も並びます。どちらも職人による堅牢で丈夫なうつわであることはおりがみつき。手入れが手間なのでは? と、漆器を使っていなかった人にこそぜひ訪れてみてほしい店です。
これまで出張ワークショップで人気を博してきた「お椀の拭き漆」や「金継ぎ教室」に加え、工房見学もできるので家族で申し込むのもお薦め。現代まで受け継がれてきた日本の技を体験できるチャンスです。
膨大な数が揃う伝統のうつわ、新たに生まれた漆器のニュートレンド、ワークショップでつくる自分だけのオリジナル作品。どれを選んでも特別なうつわになること間違いなしです。(Pen編集部)
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木製のお椀に特化したブランド「お椀やうちだ」。いくつか揃えてみたくなります。各¥5,184
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独自に調合した漆により実現したカラフルな漆器をあつかうブランド「aisomo cosomo」の豆皿。各¥2,052~¥2,484
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ショップに隣接する工房で職人の手仕事を見学できます。
漆琳堂 直営店
福井県鯖江市西袋町701
営業時間:10時~17時
定休日:日曜日・祝日
※工房見学は事前に電話、メール等での予約が必要です。
詳細は下記HPから
http://www.shitsurindo.com/